林野庁は1月1日付けで人事異動を発令し、林政部の林政課長と木材産業課長が交代した。異動した人物の横顔などは、次のとおり。
1年半にわたって林政課長をつとめてきた小島裕章氏(平成8年入省・東大経卒)が大臣官房サイバーセキュリティ・情報化審議官に動き、後任には農林水産技術会議事務局研究推進課長の小林保幸氏(平成9年・東大法)が起用された。
キャリア事務官の小島氏は、林野庁で木材利用課長も経験しており、柔和なキャラクターもあって周囲によく溶け込みながら筆頭課長の任を果たした。また林野庁に戻ってきてほしい人材だ。

新林政課長の小林氏は、どちらかと言うと硬派でお堅い印象だが、話してみると実直さが感じられる人物。趣味は?と尋ねると「休みの日は家族と過ごしていますね」と、至ってオーソドックスな答え。林野庁勤務は25年前に企画課に在籍して以来で、フレッシュ感も漂う。福井県出身。県立高志高校卒。52歳
技官ポストの木材産業課長は、福田淳氏(平成6年・東大林)が林政部付となり、国有林野部経営企画課付の間島重道氏(平成5年・京大院林産)が後任として木材産業課長に着任した。
林政部付の福田氏は4月人事で動くとみられており、それまでは木材産業課内に席を置いて特命事項にあたる。次の異動では、学究肌である福田氏の持ち味を引き出す発令が出るのであろう。

福田氏からバトンを受けた間島氏は、昨年10月1日付けで業務課技術開発調査官から経営企画課付に異動した際、本庁上司が3か月後のサプライズ昇格を匂わせていた*1。そのとおりの抜擢人事だ。
愛媛森林管理署長や東北森林管理局森林整備部長を経験してきた間島氏の起用には、「国有林の現場で頑張れば本庁課長になれる」(担当官)という登用ルートを拓く意味合いも込められている。身長182cm、体重100kgの堂々たる体躯で、学生時代はラグビーやアメフトで汗を流した。包容力とリーダーシップを併せ持つ間島カラーの発揮が期待される。兵庫県出身。56歳。
(2026年1月1・5日取材)
詠み人知らず
どこの誰かは知らないけれど…聞けないことまで聞いてくる。一体あんたら何者か? いいえ、名乗るほどの者じゃあございません。どうか探さないでおくんなさい。