4年ぶり衆院選の結果に安堵感漂うも林政推進派議員の顔ぶれは変わる【話題を追う】

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4年ぶりの衆議院選挙が10月31日に投開票され、自民・公明両党が絶対安定多数を獲得し、岸田政権が信任された。年末に向けて予算編成作業などが佳境に入っており、国会の勢力図が“現状維持”となった結果に、関係者の間では安堵感や納得感が漂っている。

自民党の林政推進派議員も順当に議席を確保し、都市木造化議連などの活動などに勢いがつきそうだ。ただし、政界の重鎮として森林環境税の創設にも尽力した野田毅氏(熊本2区、80歳)は落選。山口県森連会長などをつとめる河村健夫氏(山口3区、78歳)の後継として比例北関東ブロックに回って出馬した長男の建一氏(45歳)は次点に終わり、議席を失うかたちになった。このほか、農林・食料戦略調査会長の塩谷(しおのや)(りゅう)氏(静岡8区、71歳)や林政対策委員会委員長代理の小島敏文氏(広島6区、71歳)は、小選挙区で敗れ、比例で復活当選する苦戦を強いられた。  

他方で、参議院から衆議院に鞍替えした元農相の林芳正氏(60歳)は河村氏の地盤であった山口3区で議席を確保。CLTの普及を先導してきた元高知県知事の尾崎正直氏(54歳)は、山本有二・元農相(69歳)が比例四国ブロックに回った後の高知2区で初当選を果たした。

世代交代と新顔の台頭が徐々に進行しており、自民党内のパワーバランスの変化に目配りが必要な状況になっている。

(2021年10月31日取材)

『林政ニュース』編集部

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