港区は、11月25日に区立エコプラザで「みなとモデル二酸化炭素固定認証制度 木材製品展示会2021」を開催した。コロナ禍のため同展示会が行われたのは2年ぶり。全国から40の企業や団体が出展し、200名が来場した。
「みなとモデル」は、2011年10月にスタートし、これまでに197件の建築物、8,274.86m3の木材を認証している(2021年3月時点)。協定自治体は81市町村、登録事業者は約400社に上り、着実に木材活用の輪が広がってきている。
出展者の顔ぶれは回を重ねるごとに多彩になってきており、これまで多かった構造材や下地材などのメーカーに加えて、内装材や家具メーカーなども目立ってきている。

今後に向けて港区の関係者は、「新たな区有施設『札の辻スクエア』が今年度末に竣工を迎える予定。“魅せる”木材をコンセプトに、内装や家具に木材をふんだんに使用している」と話しており、「みなとモデル」は新たなステージに入ってきている。
(2021年11月25日取材)
『林政ニュース』編集部
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