長崎県森連と鹿児島大学が連携協定締結1周年シンポジウムを開く

長崎県森連と鹿児島大学が連携協定締結1周年シンポジウムを開く

長崎県森林組合連合会(八江利春会長)と鹿児島大学農学部(橋本文雄農学部長)は、8月6日に長崎市内のホテルで「林業成長産業化のための人材育成シンポジウム」を開催した。同シンポは、昨年締結した「組織間連携推進協定」の1周年記念事業として企画・実施したもの。同協定では、鹿児島大学の知的資源を長崎県の林業に活かすとともに、県の研究フィールドなどを大学側に提供して、林業の成長産業化や林業労働災害の防止などを図ることにしている。

昨年はコロナ禍のため書面締結にとどめたが、今回のシンポでは冒頭に協定調印セレモニーを行い、橋本農学部長と八江会長が協定書を交換した。

続いて、鹿児島大学の寺岡行雄教授が基調講演を行った後、パネルディスカッションを実施。九州森林管理局森林整備部長の大道一浩氏、全国森林組合連合会参事の佐々木太郎氏、長崎県林政課長の永田明広氏、鹿児島大学助教の奥山洋一郎氏、鹿児島総合研究所代表取締役の新永智士氏、長崎県森連専務理事の佐藤義高氏がパネラーとなり、人材育成のあり方などを中心に意見を交わした。

(2021年8月6日取材)

(トップ画像=組織間連携推進の協定書を交換)

『林政ニュース』編集部

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