2022年度林野予算は1.6%減の2,985億円

全国 予算・事業

政府は、昨年(2021)12月24日に来年度(2022年度)当初予算(案)を閣議決定した。これに先立って12月20日には今年度(2021年度)補正予算が成立しており、一連の予算編成作業が決着した。

林野庁の来年度当初予算の合計額は2,985億円と、対前年度当初予算比では1.6%減少したが、今年度補正予算で追加された1,242億円を加えた総額は同39.4%増の4,227億円となり、主要事業を実行するための財源は確保された。

2021年度補正予算を加えると4,227億円、必要財源は確保

林野予算の中核をなす一般公共事業費は、来年度当初予算の1,869億円に、今年度補正予算の767億円が加わり、さらに非公共事業の「路網の整備・機能強化対策」(64億円)が措置されたことで総合計は2,700億円となり、4年連続で目標額の2,600億円を上回った。

一方、非公共事業費は、来年度当初予算が同4.8%減の1,013億円にとどまったが、今年度補正予算にウッドショック対策などを実施する緊急対策費が計上されており、新規要求していた事業にも軒並み着手できる見通しがついた。

(2021年12月24日取材)

詠み人知らず

どこの誰かは知らないけれど…聞けないことまで聞いてくる。一体あんたら何者か? いいえ、名乗るほどの者じゃあございません。どうか探さないでおくんなさい。

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