宮城県で「第 48 回全国育樹祭」開催、自民党総裁選出馬の小泉農相は出席叶わず

宮城県 植樹祭・育樹祭

10 月4・5日に宮城県白石市の南蔵王野営場と利府町のセキスイハイムスーパーアリーナで「第 48 回全国育樹祭」が開催され、秋篠宮皇嗣同妃両殿下をはじめ全国の関係者約5,000人(関連行事含む)が参加した。ただし、小泉進次郎・農林水産大臣は、4日に投開票された自民党の臨時総裁選に出馬していたため出席が叶わず、庄子賢一・農林水産大臣政務官と笹川博義・農林水産副大臣が式典等に代理出席した。

今回の全国育樹祭は、「次世代へ みどりのかけ橋 森づくり」をテーマに掲げ、4日のお手入れ行事では、1997年の「第 48 回全国植樹祭」で当時の天皇皇后両陛下がお手植えされたブナの枝払いとオオヤマザクラへの施肥が秋篠宮皇嗣同妃両殿下により行われた。また、5日の式典行事では、皇嗣殿下から「震災の教訓を広く伝承され森林を守り育てていく人々の思いがここ宮城の地から全国に広がっていくことを祈念します」(要旨)とのお言葉があった。

次回の「第 49 回全国育樹祭」は、来年(2026年)秋に和歌山県で開催される予定となっている。

(2025年10 月4・5日取材)

『林政ニュース』編集部

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