日本集成材工業協同組合(佐々木幸久理事長)は、5月20日に第51回通常総会を東京都内で開催し、全議案を承認するとともに、役員を改選して新理事長に中島浩一郎・銘建工業(株)社長を選出した。
中島新理事長は就任の挨拶で、「21世紀は木材の時代。この流れに日集協が対応できるようにしなければならない。来年は日集協創立60周年となる。わくわく感のある新たなスタートを切りたい」と抱負を語った。

なお、昨年(2021年)の集成材生産量は、造作用が33万8,000m3(対前年比96.5%)、構造用が1,498万8,000m3(同104.3%)で、構造用の生産量は過去最高だったことが報告された。今後も集成材のマーケット拡大に向けて、自主的な強度試験等による品質の確保・向上、大断面集成材の利用推進に必要な小屋梁スパン表及び金物データの整備などに取り組む方針。日集協の組合員数は70、賛助会員数は5となっている。
(2022年5月20日取材)
『林政ニュース』編集部
1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。