「伐採・搬出・再造林ガイドライン連絡会議」で情報共有強化

「伐採・搬出・再造林ガイドライン連絡会議」で情報共有強化

NPO法人ひむか維森の会と鹿児島県CRL認証委員会は、6月30日に東京都内の会議室とオンライン会議システムを併用して、「責任ある素材生産事業体」の全国協議会設立に向けた意見交換会を行った。全国の関係者約40名が参加し、昨年(2020年)9月3日に行った準備会合*1での議論を踏まえ、各地の取り組み状況などを報告。全国協議会の立ち上げに向けて、素材生産業界内の情報共有などを一層進める必要があるため、「伐採・搬出・再造林ガイドライン連絡会議」を設置することが了承された。11月には、昨年延期された「第4回伐採・搬出・再造林ガイドラインサミット」を島根県で実施する準備が進んでいる。

なお、全国モデルの1つでもある鹿児島県CRL認証委員会は、5月28日に今年度(2021年度)の認証書授与式を鹿児島市内で開催し、曽於市森林組合が初めて最高レベルの「☆☆☆(3つ星)」事業体として認められたほか、5事業体が「☆☆(2つ星)」認証を受け取った。同県内では134事業体が「☆(1つ星)」に登録されており、「☆☆」以上の事業体は16(うち森林組合4)にまで増えてきている。

(トップ画像=鹿児島県のCRL認証制度では初の「☆☆☆」事業体が誕生した(5月28日、鹿児島市の川商ホール))

『林政ニュース』編集部

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