「おかえりモネ」制作チームに長官感謝状、業界以外で初めて

東京都 表彰

林野庁は3月10日、昨年(2021年)5月から10月まで放映されたNHK連続ドラマ小説「おかえりモネ」の制作チームに長官感謝状を贈呈した。林業・木材産業関係者以外に長官感謝状を贈ったのは初めて。

感謝状を渡した天羽長官は、「林業がNHKで毎朝放送いただくのは初めてのことだった。日本中の森林組合や林業関係者が勇気づけられた」と述べ、脚本を担当した安達奈緒子氏は、「多くの林業の現場の方が協力して生まれた作品でした」と応じた。制作チームのメンバーからは、「安達さんは、木を伐るだけではなく、林業の営みについてこだわりを持って脚本を書かれていた」との声が出た。

3月10日は、同作品の登米(林業)編のクライマックスとして、樹齢300年生のヒバが伐採された日にあたる。

(2025年3月10日取材)

(トップ画像=感謝状を受け取った「おかえりモネ」の制作チーム)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から31年目に突入! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。