第3代「みどりの大使」の佐塚こころさんが4月27日に中信森林管理署(長野県松本市)の「1日署長」をつとめた。
中信署の代表として第55回上高地開山祭に出席し、地元関係者らと交流を深めたほか、昨年(2024年)7月に土石流災害が発生した六百沢治山事業地(上高地国有林内)や上高地園地内のカラマツ林(精英樹人工林)などを視察した。
前日の26日には、松川村馬羅尾国有林内の芦間川治山事業地や本数調整伐実施箇所、安曇野市唐沢国有林内の複層伐実施箇所や同市の中信木材センターなどを訪れ、若手職員との意見交換も行った。
「1日署長」をつとめ終えた佐塚さんは、締めくくりの訓示で、「初めて本格的な現場を見ることができた。今回の『1日署長』で見聞きした森林整備や治山事業が果たす役割の重要性について、今後の活動で伝えていきたい」と意欲を語った。
(2025年4月27日取材)
(トップ画像=芦間川治山事業地で説明を受ける佐塚さん(左))
『林政ニュース』編集部
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