カラマツ価格上昇で東信木材センターの売上金額が大幅増

長野県 木材流通 業界団体

カラマツ原木(丸太)の供給拠点である東信木材センター協同組合連合会(長野県小諸市)の昨年度(2021年度)の売上金額がこれまでで最高の21億4,500万円に達した。5月30日に開催した第37回通常総会で報告された。

同センターの昨年度のカラマツ等素材(原木)販売量は約13万3,000m3で前年度(2020年度)の約14万4,000m3からは減少したが、カラマツ価格の上昇が売上金額を押し上げた。主に東北地方を中心とした合板工場からの引き合いの強さが価格アップの要因となっている。決算では約7,900万円の当期純利益を計上した。

今年度の販売量は約14万m3、売上金額は約24億円を見込んでいる。

通常総会では役員の改選を行い、理事長の田中高徳氏が退任し、後任には元長野県川上村長で全国町村会長もつとめた藤原忠彦氏が選任された。

(2022年5月30日取材)

『林政ニュース』編集部

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