まさか自殺とは…、公団の実力者も身を投げる
「激動」「衝撃」という月並みな表現では、この現実を到底伝えきれない。それほど、5月28日から生じた一連の出来事はショッキングだった。
まず、日本列島を震撼させたのが、松岡利勝農林水産大臣(62歳)の自殺である。松岡農相は5月28日昼過ぎ、東京都港区の衆議院議員宿舎で首をつっているのが見つかり、同日午後2時に死亡が確認された。死因は窒息死で、安倍首相らにあてた遺書が残されていた。現職閣僚の自殺は戦後初めてであり、まさに前代未聞。
続いて翌29日、緑資源機構の前身である旧森林開発公団の山崎進一元理事(76歳)が横浜市青葉区のマンションで飛び降り自殺した。山崎氏は公団初の生え抜き理事で、知る人ぞ知る実力者だったが、緑資源機構の官製談合事件で、東京地検特捜部から事情聴取を受けていたという...
詠み人知らず
どこの誰かは知らないけれど…聞けないことまで聞いてくる。一体あんたら何者か? いいえ、名乗るほどの者じゃあございません。どうか探さないでおくんなさい。
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