愛知県で初の「伐木競技会」を開催、12事業体から15名が参加

愛知県で初の「伐木競技会」を開催、12事業体から15名が参加

愛知県では初となる「あいち伐木競技会2023」が10月18日に東栄町の東栄ドームで開催され、県内の森林組合や林業事業体12者から15名が参加した。

同競技会は、「林業労働災害ゼロ」を目指すとともに、林業の魅力発信と新規就業者の確保を目的に行われ、参加者は、日本伐木チャンピオンシップ(JLC)の出場経験がある審判員が見守る中、丸太合わせ輪切り競技と伐倒競技(簡易方式)の2種目に挑戦。競技中は実況解説によって来場者の理解を促して一体感を高めたほか、競技の都度、主審から選手への助言時間を設けてチェーンソー操作技術や労働安全意識の一層の向上を図った。競技の結果、岡崎森林組合の大井宣志さんが初代のチャンピオン(最優秀賞)となり、「東栄チェンソーアート世界大会2010」のチャンピオンである太田貴之さんが制作した木製トロフィーが贈られた。

なお、同競技会は、森林環境譲与税を活用した「担い手の確保・育成」に関する取り組みの1つに位置づけられている。

(2023年10月18日取材)

(トップ画像=愛知県内の精鋭が集まった、画像提供:愛知県)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしていきます。

この記事はフリー会員記事(482文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。