北はりま森林組合(兵庫県多可町、古家康吉・代表理事組合長)や(株)invox(東京都新宿区、横井朗・代表取締役CEO)など6者は、森林由来J-クレジットの創出・販売に連携して取り組む協定を6月15日に締結した。「兵庫県多可町 水と大地の森林保全プロジェクト」を立ち上げ、北はりま森組が生み出すJ-クレジットをソフトウェア企業のinvoxが全量購入する。
同協定に参画するのは、北はりま森組とinvoxのほか、(株)スマート・フォレスト(千代田区、佐藤貴史・代表取締役)、全国森林組合連合会(同、中崎和久・代表理事会長)、ひょうご森林林業協同組合連合会(神戸市、新岡史朗・代表理事会長)、(株)日本オフセットデザイン創研(同、浦上尚己代表取締役)の4者。
同協定に基づき、多可町内の森林約420haを「invoxの森」に指定して、北はりま森組が10年間で1万2,422t-CO2のクレジットを創出する。invoxは購入したクレジットを「invox炭素会計」を通じて、カーボン・オフセットに取り組む企業へ再販する。
「invox炭素会計」は、クラウド請求書管理サービス「invox受取請求書」などから得られる会計データや請求データ等を活用してAI(人工知能)が最適な排出係数を推定し、脱炭素化の効果を“見える化”する。これにより幅広い企業等にJ-クレジットの購入を呼びかけることが可能になると見込んでいる。
(2026年6月15日取材)
(トップ画像=「兵庫県多可町 水と大地の森林保全プロジェクト」の全体スキーム)
『林政ニュース』編集部
おかげさまで、1994年の創刊から32年目に入りました! これからも皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。