日本で初めてFSC認証材を活用した香水が昨年(2025年)12月上旬に発売された。FSC認証を取得している山梨県有林から伐出されたヒノキを蒸留・抽出して得られた精油を原料としており、特有の香りとともに“森と人がつながる商品”として普及を進めていくことにしている。
この香水の販売元はやまなし森の紙推進協議会(山梨県甲府市、伊藤洋代表)、調合は(株)INNER FLARE(同、小宮山大樹社長)、原料製造はNPO法人ジョブクリエイター(南アルプス市、横地翼理事長)が担っている。
通常、香水は複数の香料を組み合わせてつくられており、FSC認証を謳うためにはすべての香料で認証を取得する必要がありハードルが高い。だが、この香水はヒノキの精油だけでつくられているので、シンプルに認証を取得することができた。
関係者らは「ヒノキの香りを楽しんでいただくともに、森やFSC認証についても知ってほしい」と新商品に期待を込めている。
(2025年12月10日取材)
(トップ画像=FSC認証材を活用したヒノキの香水、税込9,800円)
『林政ニュース』編集部
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