ITベンチャーの新風を林業界にもたらす「SUSTAINABLE FOREST ACTION(サステイナブルフォレストアクション)2021」(略称「SFA」)のキックオフイベントが8月21日に行われた。SFAが開催されるのは、今回で3回目。新たに「企業チャレンジ」の枠をつくり、鳥取県の智頭町が実証実験を全面的にバックアップする体制を整えるなど、事業化を支援する仕組みを強化した。
今回は第2回と比べて1.5倍以上の参加があり、林業従事者24名と事業開発経験者18名の計42名が13チームを結成、上の表のようなビジネスプランに挑む。「企業チャレンジ」では、コクヨ(株)、PINE GRACE、智頭町森林組合と連携する。
各チームにはビジネス化のアドバイザーとなるメンターがつき、智頭町で「林業の濃厚理解合宿」を行った後、10月23日のデモデイで成果を発表する。最優秀賞に選ばれると最大300万円の資金支援が受けられる。
(2021年8月21日取材)
『林政ニュース』編集部
1994年の創刊から早30年! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。