長野県立病院機構信州木曽看護専門学校(木曽町)が授業の一環として「森林セラピー」について学習する独自の取り組みを続けている。
全国各地にある看護専門学校は、看護師に必要な知識や技術を習得することを目的にした3年制の学校で、医療現場で役立つスキルを身につけるために実習の回数を多くする傾向がある。その中で、同校は森林セラピーの効用を森林浴の体験などを通じて学ぶ機会を設けている。今年度(2025年度)も、6月2日に木曽おもちゃ美術館(木曽町)の近くにある里山林、7月14日には赤沢自然休養林(上松町)を訪ね、林内におけるストレス軽減効果などを確認した。森林セラピーの体験実習は学生達からも好評で、今後も続けることにしている。
(2025年6月2日、7月14日取材)
(トップ画像=里山林で樹木の種類などを学習する学生達、6月2日撮影)
『林政ニュース』編集部
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