76回目の「全国植樹祭」が5月17日に愛媛県松山市の同県総合運動公園などで開催され、天皇、皇后両陛下をはじめ全国の林業関係者など約4,500人が参加した。同県で全国植樹祭が行われたのは、1966年に旧久谷村(現松山市久谷町)で第17回大会が開かれて以来60年ぶりで2回目。
今回は「育てるけん 伊予の国から 緑の宝」をテーマに掲げて行い、式典で挨拶した中村時広知事は、「県民参加による森づくりを推進して豊かな森林を次の世代に引き継ぐ」と宣言し、お言葉を述べた天皇陛下は、「私たち一人一人が緑を守り育て、豊かな森林を次の世代、さらにその先の未来へと引き継いでいくことが、私たちの果たすべき大切な役割である」と語った。
また、両陛下は、スギやヒノキのほか、クスノキやタチバナなど6種類の苗木を「お手植え」し、クロマツやヤブツバキなど4種類の種を「お手播(ま)き」された。
来年(2027年)の「第77回全国植樹祭」は、奈良県で開かれる予定となっている。
(2026年5月17日取材)
(トップ画像=お言葉を述べる天皇陛下)
『林政ニュース』編集部
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