ノースジャパン素材流通協同組合(岩手県盛岡市、鈴木信哉理事長)は、3月25日に盛岡市内のホテルで「本当は気づかう必要のある林業アイテムはこれだ‼」をテーマにした林業講演会を開催し、オンラインを含めて約100名が参加した。
静岡県林業研究グループ連絡協議会会長の片平有信氏、(有)丸大県北農林代表取締役の大粒来仁孝氏、(株)アクティオ林業仙台センターの石川凌平氏がそれぞれ講演し、現場の作業環境を改善するための要点などを解説した。

片平氏は、軽バン(ワンボックス型軽自動車)での道具収納アイディアとお役立ちグッズに関する知見を披露し、「誰が見てもどこに何があるかがすぐにわかるように区分けすることがポイント」と述べた上で、「スライド引き出しは収納で便利なだけでなく、目立て台としても利用できる」など実践的なアドバイスを行った。

また、大粒来氏は、多能工の育成を通じて、「綺麗でカッコイイ林業」を目指していることを説明。

石川氏は、働く女性のための車として「オフグリットレストカー」を開発し、レンタルを進めていることを伝えた。
(2025年3月25日取材)

『林政ニュース』編集部
1994年の創刊から早くも31年目! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。