秋田県湯沢市の(株)神室のめぐみ(橋本久信社長)が昨年(2024年)10月に売り出したカップ麺「あきた森林づくりカレーうどん」が昨年末までに完売となり、売り上げの一部である100万円が「あきた未来へつなぐ再造林基金」へ寄付された。
「あきた森林づくりカレーうどん」は1万個を製造し、1個500円(税別)で販売した。購入者は県内にとどまらず全国に広がり、東京・霞が関の林野庁職員も協力して約270個をまとめ買いした。
2月18日に県森林組合会館で寄付金の贈呈式を行い、「再造林基金」を管理・運営している県再造林推進協議会の小松佳和会長に神室のめぐみの橋本社長から目録が手渡された。
関係者は、「再造林を支援する新たな試みに理解が得られた。次は蕎麦やソーメンなどでやることも考えたい」と話している。
(2025年2月18日取材)
(トップ画像=小松会長に目録を手渡す橋本社長(右))

『林政ニュース』編集部
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