山口県のDX拠点でプロジェクションVRを使い“林業体験”

山口県

山口県のDX拠点でプロジェクションVRを使い“林業体験”

山口県の豊田流域林業活性化センターなどは、3月17日に山口市の「やまぐちDX推進拠点Y-BASE」でプロジェクションVRを使った林業体験会を初めて開催した。

プロジェクションVRは、バーチャル・リアリティ(仮想現実)の技術を応用して、プロジェクターから部屋の正面・左右・床面に映像を投影し、あたかもその場にいるような没入感を多人数で同時に体験できるシステム。天候に左右されず、山の中まで行かなくても現場の様子をリアルに知ることができる。

3月17日の林業体験会では、360度カメラで撮影した伐出作業などに関する動画を4台のプロジェクターで投影。併せて、チェーンソーやドローンの操作体験のほか就業相談会も行って、林業の魅力を広く伝えた。

会場に使用した「Y-BASE」は、昨年11月に開所したデジタル技術の普及拠点で、最新の5GやAIなどを利用できる。3月17日の林業体験会は、デジタル技術を活用して担い手対策を進める「山口県5G研究会」の取り組みの一環として行われた。

(2022年3月17日取材)

(トップ画像=リアリティの高い映像で山の現場を再現)

『林政ニュース』編集部

1994年の創刊から早くも31年目! 皆様の手となり足となり、最新の耳寄り情報をお届けしてまいります。

この記事はフリー会員記事(494文字)です。
フリー会員になると続きをお読みいただけます。
詳しくは下記会員プランについてをご参照ください。