全森連から脱退した兵庫県森連が10月末に解散、総会で決議

全森連から脱退した兵庫県森連が10月末に解散、総会で決議

昨年(2023年)3月末に全国森林組合連合会(東京都千代田区)から脱退した兵庫県森林組合連合会(兵庫県神戸市)は、8月26日に開いた通常総会で10月末に解散することを決めた。

兵庫県森連は、県や関西電力(株)などと官民連携の「兵庫モデル」*1を形成し、朝来バイオマス発電所に燃料チップを納入するbe材供給センターを運営してきた。だが、採算性の悪化で事業が行き詰まったため*2、抜本的な改善策を検討し、2022年10月に「ひょうご森林林業協同組合連合会(ひょうご森連)」を設立して、組合員への系統サービスなどに関する事業の承継を進めてきた*3。これにメドがついたため、兵庫県森連としては“店じまい”をして区切りをつけることにした。

(2024年8月26日取材)

(トップ画像=朝来バイオマス発電所の全景)

『林政ニュース』編集部

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