2010年にいち早く輸出にチャレンジし主力事業に育て上げる
瀬崎林業は、1908(明治41)年に創業した老舗の木材商社だ。110年を超える社歴を有し、時代の変化に合わせて主力事業のあり方を見直しながら国内外の顧客ニーズに応え続けてきた。現在は、チリの大手サプライヤー・アラウコ社から直接仕入れているラジアータパインを用いた木材製品(主に梱包材)の販売と、中国・ベトナムで生産されているLVL・合板の輸入・販売、そして原木を中心とした国産材の輸出事業が3本柱となっている。
社長の遠野氏は、1976年生まれの47歳。建設会社で設計や現場監督などを経験した後、20111年4月に同社に入社し、国産材輸出事業を軌道に乗せるなどの実績をあげて、2020年9月に第5代社長に就任した。創業家(瀬崎家)以外から初の社長に抜擢された遠野氏は、29名の社員が在籍する同社の若きリーダーとして、国内外を飛び回っている。
『林政ニュース』編集部
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