林野庁は、10月1日付けで人事異動を発令し、四国森林管理局長が交代した。昨年10月から四国局長をつとめてきた橋本裕治氏(昭和63年入省・東大法卒)が退職し、後任として(独)水資源機構首席審議役の遠藤順也氏(平成元年・東大法)が四国局長に就任した。
本庁で経営課長などをこなした橋本氏は、現場の局長としても大過なく職務を全う。四国局を去るあたり、「本当に山が多い。大きな可能性を感じた」とのメッセージを残した。
新四国局長の遠藤氏は、平成5年から翌6年まで本庁管理課に係長として在籍して以来の林野庁勤務となる。温厚な人物で、「典型的ないい人」というのが周囲の評。就任の抱負も、「一般会計化した国有林の仕事を一から学びたい」と謙虚に話す。趣味の将棋は2段の腕前。「最近は『見る将棋』ばかりです」と笑う。福島県出身で県立福島高校卒。10月26日で57歳になる。
(2022年10月1日取材)
『林政ニュース』編集部
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