本山町が「地域フォレスター」募集、移住者を継続的に育成

高知県 人の動き

本山町が「地域フォレスター」募集、移住者を継続的に育成

「土佐本山コンパクトフォレスト構想」を策定した高知県本山町(澤田和廣町長)は、同構想の中核を担う人材として「地域フォレスター」を12月8日(木)まで募集している。地域おこし協力隊制度を活用して来年度(2023年度)に移住者を採用する。採用後は、市町村林務行政の支援を行っているフォレスターズ合同会社(愛知県岡崎市、小森胤樹代表社員)が森林経営に関する技術やノウハウなどを教える。

「地域フォレスター」は、市町村森林整備計画や森林経営管理制度の推進などの業務を担う。任用期間は1年間としているが、最長3年まで延長でき、その後も同町からの業務を受託して活動することが想定されている。“教師役”となるフォレスターズ合同会社の小森代表は、「4年目以降は本山町での業務に加えて、実力次第で当社の社員としても働いて報酬アップも目指せる」と話している。

同町では、再来年度(2024年度)以降も「地域フォレスター」の採用と育成を続け、10年後には3名程度まで増やす予定。11月26日(土)には、大阪府内で説明会を開くことにしている。問い合わせ等は、同町まちづくり推進課(TEL:0887-76-3916、電子メール:sangyoushinkou@town.motoyama.lg.jp)へ。

『林政ニュース』編集部

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