関東森林管理局(志知雄一局長)と森林研究・整備機構森林総合研究所(浅野透所長)は、「ニホンジカ被害対策に係る協定書」を6月12日に更新した。両者は、2013年7月に同協定を締結して以降、富士山山麓の国有林におけるシカの捕獲や、シカ被害対策を施した広葉樹更新試験地の設定などに取り組んできている。だが、関東局管内では、シカの生息域が依然として拡大傾向にあるため、改めて協定を結び直し、対策を強化することにした。新たに、AI(人工知能)や自動撮影カメラ、シカ情報マップなどを活用することにしている。
(2024年6月12日取材)
(トップ画像=6月12日に関東森林管理局で新協定の調印式を行った)
『林政ニュース』編集部
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