「技能検定制度」を活かす──全国造生協・全素協が総会開催

全国国有林造林生産業連絡協議会(髙篠和憲会長)と全国素材生産業協同組合連合会(日高勝三郎会長)は、5月22日に東京都内で通常総会を開き、所定の議案を承認し、表彰行事を行った。

全国造生協の髙篠会長は、昨年度(2024年度)から開始した「林業技能検定」に触れ、「資格取得を林業就業者の処遇改善につなげ、技術力を高めていこう」と呼びかけた。

また、全素協の日高会長は、トランプ政権による関税問題の影響や中国・欧州等の市場動向を踏まえ、「第4次ウッドショックもあり得るかもしれない。国内では災害に加え、人手不足、物価高騰もあり、今年は波乱の年になるだろうが、安全第一で環境に配慮しつつ国産材の安定供給を実現していこう」と語った。

挨拶をする日高・全素協会長

(2025年5月22日取材)

(トップ画像=表彰行事も行った)

『林政ニュース』編集部

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