E-バイク、ヨガ、森林浴を丸ごと楽しむ「久々野の森時間」開催

岐阜県高山市の(株)長瀬土建(長瀬雅彦社長)は、森林空間を利用したツアー「久々野の森時間 ~新緑の森を満喫する旅~」を6月8日に開催した。地元企業の(株)MGNと連携して、1日でE-バイク(電動アシスト自転車)、ヨガ、森林浴の3つを体験するプログラムを用意したところ、男性6名と女性3名の計9名が参加して、心身をリフレッシュした。同社は、林野庁などが指定している「森林サービス産業推進地域」の実施主体に登録されており、森林空間を活用したニュービジネスの創出などに取り組んでいる。

6月8日のツアーを行った高山市久々野町では、観光の目玉だった市営スキー場が2023年に廃止となり、新たな地域振興策が必要となっている。同社は、地元関係者で組織する地域振興策検討会議に参画し、10回以上のタウンミーティングなどを経た上で、「久々野地域の自然資源の活用」をテーマにしたツアーを企画した。

湖畔でヨガを体験

ツアーは、旧スキー場のひだ舟山リゾートアルコピアとあららぎ湖を往復するコース(片道約6.2km)で行い、E-バイクで移動しながら森林浴を楽しみ、湖畔でヨガを体験し、昼食では地域の食材を活かしたお手製弁当を味わった。

参加者からは「普段できない体験ができて楽しかった」、「すごくリフレッシュできた」などの感想が寄せられ、同社の担当者も「フィールド、ガイド、食などすべてを地元関係者との連携で提供できた。今後も行っていきたい」と手応えを話している。

(2025年6月8日取材)

『林政ニュース』編集部

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