RINSEI News
林政ニュース



(前編)儲かる林業を実践するメジャーフォレストリー【遠藤日雄のルポ&対論】
九州地方 林業
5月23日に改正森林経営管理法が成立した。そのポイントは、森林の経営・管理を担える事業体の育成・強化にある。全国の市町村が行っている意向調査で、所有林の手入れを信頼のできる事業体に任せたいというニーズ



テーダマツなどの早生樹も活用へ─日合連
全国 合板・LVL 業界団体
日本合板工業組合連合会(井上篤博会長)は、5月13日に東京都内で通常総会を行い、所定の議案を原案どおり承認した。 井上会長は、住宅着工戸数が減少していることを踏まえ、「非住宅建築物に採用される



フローリングの国産材化を先導する朝日ウッドテック【突撃レポート】
大阪府 家具・木工品等製造業
フローリング(木質系床材)のトップメーカーである朝日ウッドテック(株)(大阪市中央区、海堀直樹・代表取締役社長)が国産材の利用を推進している。大正時代の1913年に銘木商「霜寅商店」として産声を上げた


(後編)内装材の新規需要創出に挑む池見林産工業【遠藤日雄のルポ&対論】
大分県
(前編からつづく)ムク(無垢)材の特性を活かした内装材製品のトップメーカーである池見林産工業(株)(大分県大分市)は、1947年に池見材木店として発足し、今年(2025年)で創業78年目に入っている。



新たな需要をツキ板に呼び込む──全天連が2025年度総会開催
全国 木材・木製品製造業 業界団体
全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会(山下光明会長)は、5月20日に通常総会を行った。 山下光明会長は、「インバウンドの増加で、ホテルや店舗などでの新たな需要が生まれている」との認識を示し、



岐阜県が「エネルギーの森づくりの方針」を策定、全国初
岐阜県 木質バイオマス
岐阜県は、増加するエネルギー需要に応え、燃料材主体でも収益が得られる森林の経営・管理を目指して、「エネルギーの森づくりの方針」を新たに策定した(3月14日に発表)。早生樹の育成適地などで短伐期林業を推


(後編)100年企業の北三が目指すツキ板の新地平【遠藤日雄のルポ&対論】
全国 家具・木工品等製造業
(前編からつづく)昨年(2024年)5月12日に創業100年を迎えたツキ板のトップメーカー・北三(株)(東京都江東区、尾山信一・代表取締役社長)は、オイル・ショックとリーマン・ショックという大きな存続


スギ人工林の年間炭素吸収量は減っていく、森林総研と岐阜大が将来予測
全国 環境保全 統計・調査
森林総合研究所と岐阜大学の研究グループは、国内のスギ人工林による年間炭素吸収量に関する将来予測を行い、2050年の年間炭素吸収量は2010年に比べ減少するという結果を得た(2月27日に発表)。ただし


3月20日に北大で公開シンポジウム「北海道の広葉樹資源を活かす」
北海道 セミナー・シンポジウム
日本森林学会は、3月20日(木、祝)午後1時から北海道札幌市の北海道大学学術交流会館講堂(2階)で公開シンポジウム「北海道の広葉樹資源を活かす」を開催し、オンライン配信も行う。嶋瀬拓也(森林総合研究


小林三之助商店で「第47回全国銘木展示大会」を開催、総売上額は約1,500万円
全国 イベント・祭事 業界団体
全国天然木化粧合単板工業協同組合連合会は、47回目となる「全国銘木展示大会」を2月12日に岐阜県各務原市の(株)小林三之助商店(各務原土場)で開催した。北海道・東北・中部の3森林管理局が合計56本(



3月5日にウェブ検討会「国産広葉樹資源の家具・内装材への利用拡大に向けて」
全国 セミナー・シンポジウム
森林総合研究所の森林産業コミュニティ・ネットワーク(FICoN)は、3月5日(水)午後2時からウェブ検討会「国産広葉樹資源の家具・内装材への利用拡大に向けて」を開催する。秋田県立大学木材高度加工研究


FCFなど木質系新素材に高い関心、イノベーション現場実装シンポ開催
全国 セミナー・シンポジウム
今年度(2024年度)の「林業イノベーション現場実装シンポジウム」(林業機械化協会主催)が2月5・6日に東京都内の2会場で開催された。 最新の林業機械を駆使した作業システムや林業経営モデルなど



広葉樹の利活用へプラットフォームの創設を、推進会議が提言
全国 内装木質化
林野庁が設置している「里山広葉樹利活用推進会議」(土屋俊幸座長)は、2月12日に東京都内で3回目の会合を開いて検討成果をまとめ、「里山広葉樹利活用・再生プラットフォーム」(仮称)を創設して情報共有や需



2月19日に森林総研講演会「ナラ枯れへの取組みと樹林管理」
全国 セミナー・シンポジウム
森林総合研究所(茨城県つくば市)は、2月19日(水)午前9時から「拡大するナラ枯れへの取組みとこれからの樹林管理」をテーマにした講演会を同研究所の大会議室で開催し、オンライン配信も行う。(1)ナラ枯



瞥見「モクコレ 2024 Plus」 異業種参入続々、広葉樹活用も進む
全国 家具・木工品等製造業
国産材展示商談会「WOODコレクション 2024 Plus(モクコレ)」(東京都と実行委員会の共催)が昨年(2024年)12月19・20日に東京都江東区の東京ビッグサイトで開催され、38都道府県から2



広い販路とデザイン力で国産材を活かすレグナテック【突撃レポート】
九州地方 家具・建具
佐賀県佐賀市の諸富町周辺には、20に及ぶ家具メーカーや関連業者が集積しており、福岡県大川市と並ぶ家具産地を形成している。その中でひと際存在感を増しているのがレグナテック (株)(樺島雄大・代表取締役社


1月15日に「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」開催
九州地方 セミナー・シンポジウム
協同組合福岡・大川家具工業会(福岡県大川市、河口健代表理事)は、来年(2025年)1月15日(水)に「第57回大川家具新春展」の関連プログラムとして「国産広葉樹活用サミット九州2025 in 大川」



「森林に眠る宝」を発掘! 第1弾はマタタビ【出口をつくる】
全国 特用林産
「一社一山」を提唱する(株)モリアゲ(東京都港区)*1と「フォレストジン」などを販売している日本草木研究所(東京都目黒区)*2は、利用の進んでいない広葉樹や特用林産物を「森林に眠る宝」と呼び、需要創



全国で最も人口が少ない野迫川村とモア・トゥリーズが連携協定締結
近畿地方 協定
離島を除いて全国で最も人口が少ない奈良県の野迫川村(吉井善嗣村長)は、10月2日にモア・トゥリーズ(more trees、東京都渋谷区、隈研吾代表)との間で「森林保全および地域活性化に関する連携協定


国産未活用広葉樹材を家具・内装材に活用するための成果報告会を開催
全国
森林総合研究所、岐阜県生活技術研究所、飛騨市広葉樹活用推進コンソーシアムは、10月29日(火)午後1時30分から岐阜県飛騨市の古川町公民館で、成果報告会「家具・内装用木材の国産材への転換に向けてー国



創立50周年の大川化粧合板工業協同組合が記念式典と植樹・木育事業を行う
九州地方 イベント・祭事
今年(2024年)で創立50周年を迎えている福岡県の大川化粧合板工業協同組合(池末和海理事長、会員22社)は、10月25日に大川市の(有)トマト敷地内で記念式典と植樹・木育事業などを行った。



国産広葉樹の利活用促進へ新プロジェクトがスタート
全国 家具・建具
林野庁は、国産広葉樹の利活用を促進するプロジェクトを新たに立ち上げる。自然保護や円安の影響などで海外から広葉樹材を安定的に輸入することが難しくなっている現状を踏まえ、国内の里山に生育している広葉樹林の



(後編)破竹の勢いで日本の山を動かすBPTグループ【遠藤日雄のルポ&対論】
中部地方 木質バイオマス
(前編・中編からつづく)木質バイオマス発電を手がけるバイオマスパワーテクノロジーズ(株)(三重県松阪市、北角強・代表取締役社長)などで構成しているBPTグループは、森林の管理・経営や燃焼灰の再利用など



【譲与税を追う】埼玉県上尾市
関東地方 法律・制度
片品村との県境を超えた森林整備が進展、5か年目標達成へ 埼玉県の中東部に位置する上尾市の名を全国に知らしめたのは、1975年夏の甲子園大会だった。県立上尾高校がベスト4に進出する快進撃をみせ、